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凍結解凍覚醒法とは

種子の休眠性を打破すために、氷河期の凍結・解凍現象を人工的に再現する新しい処理方法です。種子や成長細胞をマイナス60℃まで緩慢に冷却し、ストレスを与えることで環境情報がリセットされ、解凍の過程で環境順応性や成長速度などに関与する遺伝子の発現が行われます。

遺伝子変異やゲノム編集に依存することなく、既存の植物の生産性を向上させる革命的な技術です。

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凍結解凍覚醒法の効果

 

​凍結解凍覚醒法を施すと、未処理の同品種よりも成長が早く、環境順応性(耐寒性・耐暑性)が高まる事が確認されています。栽培地域や栽培期間が拡がり、成長速度も速い事から、作物の収穫量が増加します。

凍結解覚醒処理・未処理の成長差イメージ

同時発芽3ヶ月後のパパイヤ成長比較

2017.1.21放送 RSK ひらめき!近未来食堂より

​学術的根拠

 

​凍結解凍覚醒法は、長年に渡る現場でのトライ&エラーの中から生まれた技術で、現象の有用性を農業に活用していますが、より広範囲に渡る分野への活用も視野に、技術の学術的な根拠の検証を進めております。

​ゲノムシーケンス遺伝子解析の結果などは、積極的に公開して参ります。

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